伊豆半島を車中泊で巡る冒険 〜仕事を辞めて始めた日本一周の旅〜
こんにちは、せりなです!今回は私たち夫婦の伊豆半島車中泊旅行についてお話しします。仕事を辞めて始めた日本一周の旅の中で、伊豆半島はとっても印象に残った場所なんです。
仕事を辞めて日本一周を決意するまで
まず、なぜ私たちが仕事を辞めて日本一周をすることにしたのか、そのきっかけからお話ししますね。
私たち夫婦は、共働きで毎日忙しい日々を送っていました。朝早くから夜遅くまで働いて、休日もぐったり…そんな生活に疑問を感じ始めたんです。
「このまま毎日を過ごしていいのかな?もっと自分たちらしい人生があるんじゃないか?」
そんな思いが日に日に強くなっていきました。
ある日、私が夫のあっちに言ったんです。
「ねぇ、仕事辞めて日本一周しない?」
あっちは最初驚いていましたが、話し合ううちに「やってみよう!」という気持ちになってくれました。
決断するまでには色々悩みましたよ。
- 貯金は足りるのか?
- 将来のキャリアは大丈夫か?
- 家族や友人の反対は?
でも、「今しかできない経験をしたい!」という思いが勝ちました。
そして、私たちは会社に退職を伝え、車中泊旅行の準備を始めたんです。
車中泊旅行の準備
日本一周を決意してからは、毎日がワクワクでいっぱいでした!でも同時に、準備することもたくさん。
まず車選び。私たちが選んだのは軽自動車の「エブリー」です。
「せりな、エブリーにしよう!」 「うん、コンパクトだし燃費もいいよね。」
車内の改造も大変でした。ベッドキットを取り付けたり、収納スペースを工夫したり…。
「あっち、この棚の位置はどう?」 「うーん、もう少し右かな。」
夜な夜な車の中でごそごそ作業する私たち。近所の人は怪しく思ったかも(笑)
準備で大変だったのは、持ち物選び。限られたスペースに何を詰め込むか、悩みに悩みました。
「これは絶対必要!」 「いや、それは贅沢品でしょ。」
喧嘩しそうになりながらも、少しずつ荷物をまとめていきました。
いざ、伊豆半島へ!
そしていよいよ、日本一周の旅がスタート!今回は、その中でも特に思い出深い伊豆半島での車中泊旅行をご紹介します。
伊豆半島に到着した時の興奮は今でも忘れられません。
「わぁ、海がキレイ!」 「せりな、あそこに車停めよう!」
目の前に広がる青い海。空気がとても澄んでいて、深呼吸するだけで心が洗われるような気分になりました。
伊豆半島の絶景ポイント
伊豆半島には絶景スポットがたくさん!私たちが特に感動したのは以下の場所です。
- 堂ヶ島
- 西伊豆スカイライン
- 城ヶ崎海岸
- 伊豆高原
中でも堂ヶ島の洞窟めぐりは圧巻でした。
「せりな、見て!洞窟の中に光が差し込んでる!」 「うわぁ、まるで別世界みたい…」
波の音を聞きながら、自然が作り出した芸術に見とれてしまいました。
西伊豆スカイラインからの眺めも最高!富士山と駿河湾が一望できて、思わず声を上げてしまいました。
「あっち、写真撮って!」 「はいはい、モデルさん頑張って〜」
城ヶ崎海岸では、断崖絶壁の迫力に圧倒されました。波しぶきを浴びながらの散歩は、ちょっとスリリングでしたが、とても気持ちよかったです。
伊豆高原では、高原の爽やかな空気を胸いっぱいに吸い込みました。季節の花々も楽しめて、心が癒されましたね。
車中泊ならではの苦労と喜び
伊豆半島を車中泊で巡るのは、想像以上に大変でもあり、楽しくもありました。
苦労したこと
- 駐車場探し
- 夜遅くなると焦ります…
- 狭い車内での生活
- 二人で寝返りを打つのは至難の技(笑)
- お風呂問題
- 毎日温泉に入れるわけではないんです…
特に駐車場探しは毎晩の課題でした。
「せりな、もうすぐ日が暮れるよ!」 「ごめん、もう少し先に良さそうな場所があるから!」
ヒヤヒヤしながら走ることも…。でも、素敵な場所を見つけた時の喜びは格別!海が見える駐車場で迎える朝日は、どんな高級ホテルよりも贅沢な気分になれました。
嬉しかったこと
- 自由な旅程
- 気分次第でルート変更OK!
- 地元の人との触れ合い
- 駐車場で出会った方々との会話が楽しい
- 星空観賞
- 街灯のない場所での星空は感動モノ
自由な旅程は、車中泊の最大の魅力かもしれません。
「あっち、あそこの看板気になる!寄ってみない?」 「いいね、行ってみよう!」
そんな気軽な寄り道が、思わぬ発見につながることも。
地元の方々との触れ合いも、旅の醍醐味でした。駐車場で隣に停めた車の方と会話が弾んで、地元のおすすめスポットを教えてもらったり。そんな出会いが旅をより豊かにしてくれました。
そして、何と言っても星空!街灯のない場所で見上げる夜空は、まるで宝石をちりばめたよう。
「せりな、流れ星だ!」 「えー、見逃した!」
二人で寝転がって星を眺める時間は、かけがえのない思い出になりました。
伊豆のグルメを満喫
車中泊旅行と言えど、食事は大切!伊豆半島では美味しいものをたくさん堪能しました。
おすすめグルメ
- 金目鯛の煮付け
- わさび丼
- 伊豆ところてん
- 桜えび料理
中でも金目鯛の煮付けは絶品でした。
「せりな、この味付けどうやってるんだろう?」 「うーん、家でも作れたらいいのに…」
地元の食堂で食べた金目鯛は、ほろほろと身が崩れて、甘辛いタレが絶妙。思わず二人で「うまい!」と声を上げてしまいました。
わさび丼も伊豆ならでは。最初は辛さに驚きましたが、だんだん病みつきに。
「あっち、鼻が通るー!」 「せりな、それ口の周りにわさびついてるよ(笑)」
伊豆ところてんは、黒蜜をかけて食べるのが現地流。つるっとした食感と黒蜜の甘さが絶妙でした。
桜えび料理は、駿河湾の名物。かき揚げや釜揚げを食べましたが、プリプリの食感と香りが最高でした。
温泉三昧の日々
伊豆と言えば温泉!車中泊の疲れを癒すために、たくさんの温泉を巡りました。
印象に残った温泉
- 堂ヶ島温泉
- 伊東温泉
- 修善寺温泉
- 熱海温泉
特に堂ヶ島温泉の露天風呂からの眺めは最高でした。
「せりな、ここからの夕日やばくない?」 「うん、こんな景色を見ながらの温泉なんて贅沢すぎる…」
波の音を聞きながら、温かいお湯に浸かる。そんな贅沢な時間を過ごせました。
伊東温泉では、昔ながらの温泉街の雰囲気を楽しみました。レトロな銭湯や、地元の人で賑わう共同浴場にも入ってみました。
「あっち、ここの湯加減いいね。」 「うん、地元の人に混じって入る温泉っていいな。」
修善寺温泉は、風情ある街並みと相まって、まるで時間が止まったかのような感覚に。竹林の中の露天風呂は、まさに非日常の体験でした。
熱海温泉では、大きな温泉施設で思う存分湯巡りを。様々な種類のお湯を楽しめて、体の芯から温まりました。
車中泊の疲れを癒すのに、温泉は最高の贅沢でした。毎日違う温泉に入れるのも、車中泊旅行ならでは。
伊豆半島での学び
伊豆半島を車中泊で巡る中で、たくさんの学びがありました。
- 自然の素晴らしさ
- 海、山、温泉…自然の恵みを肌で感じました
- 地域の多様性
- 同じ伊豆半島でも、場所によって全く違う顔を持っていることに驚き
- 人との繋がりの大切さ
- 旅先で出会う人々の温かさに触れ、人と人との繋がりの大切さを実感
- シンプルな暮らしの魅力
- 必要最小限の荷物で生活する中で、本当に大切なものが何かを考えさせられました
特に印象に残っているのは、ある漁師さんとの会話です。
「若いうちにこうやって日本中を回るのはええことや。色んなもんが見えてくるやろ。」
その言葉に、私たちの決断が間違っていなかったと確信しました。
車中泊旅行のススメ
伊豆半島での経験を通して、車中泊旅行の魅力を再確認しました。
車中泊旅行のメリット
- 自由度が高い
- 行きたいところへいつでも移動可能
- コストパフォーマンスが良い
- 宿泊費を抑えられる
- 自然を身近に感じられる
- 星空や朝日など、自然を間近で体験
- 新しい出会いがある
- 地元の人や他の旅行者との交流の機会が多い
もちろん、デメリットもあります。狭い空間での生活や、天候に左右されやすいことなど。でも、それも含めて貴重な経験になると思います。
「やってみたいけど不安…」という方へ。確かに不安はあると思います。でも、一歩踏み出してみる価値は絶対にあります!
私たちも最初は不安だらけでした。でも、実際に始めてみると、想像以上に楽しく、学びの多い経験になりました。
まとめ:伊豆半島車中泊旅行を振り返って